ヤナイチ笑闘記

バツイチオタク・ヤナイチ母さんの日常です。 広告目的等の書き込みには返事いたしませんのでご了承ください。

柳姉妹、春の大失態

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

桜も開花しはじめ、暖かいお日和ですが

柳がぐったりしながらこれを書いてます。


昨日ね、妹と飲みに行ったんです。
子どもたちや家族に夕飯を食べさせ、みんなに行ってらっしゃいと言ってもらって。
柳は約一年ぶり(前回飲んだのはあの漁師会)で、すごい楽しみで、

一軒めで飲み放題にしてがーっと飲んで

二軒めでまた飲み放題にして

すっかり盛り上がり、家族の話や子どもたちの成長を肴に飲みまくり

三軒めでカラオケに行きまして、フリータイムで飲み放題にして

私も酔ってました。
だからこそ判断が鈍ってたりもして

トイレに行った妹が隣の部屋に入って行った…!
慌てて連れ戻すと、
妹「あまりに下手くそだったからぶん殴ってやろうかと思った」

どういうこと!?

そこで私は徐々に酔いがさめてきて、マズイなと。

水やソフトドリンクを運んでもらって
トイレに行き

マズイ。非常にマズイ。私が冷静にならねば、と顔を洗って戻ると

デンモクの画面にヒビが……!

落としやがったな!?この酔っぱらいが!!

マズすぎる…!ここの支払いをカードにしようかと思ったけど、後で備品の弁償になったらマズい…!

と、思ったら

めっちゃ吐いてるーーー!?!?

すげー、こんな吐ける?
なんかもうマーライオンみたいになってるけど!
赤ワイン飲んでたもんね?そりゃ赤いマーライオンだよね?

しかしこれを店員さんに処理してもらったら、デンモクがバレちまう!!

ここは「バカな酔っぱらいと面倒見のいい連れ」作戦しかない!!
(汚物の処理を嫌がる店員に、謝りたおして自分たちで処理する客にみんな優しくなる)

柳「すいません、妹が吐いちゃったのでビニール袋いっぱいと捨ててもいい雑巾とか紙おしぼりください」

店「あ、はい!このぐらいで足りますか?」

柳「ありがとうございます」

そして繰り返し吐きまくる妹の汚物を処理し

デンモクを裏返しにセットし

柳「すいません、お会計先にいいですか?」

店「はい、フリータイムなんで大丈夫ですよ!」

そして会計を済ませた。

済ませたはいいが、全く起きる気配のないこのゴミ。

カラオケは二階。

柳「あの…このビル…エレベーターは…」

店「あー…ないんすよね」


マズイ。究極にマズイ。

妹と階段から転げ落ちる未来が簡単に想像つく。

そしたらホストみたいな店長さんが手伝ってくれることに…。

最終的におぶって降りてくれた。

店「タクシー乗り場までいきましょうか?」

柳「いやっ…タクシーは…乗れないかな…」

(現金ないし、赤いマーライオンだし)

店「大丈夫ですか?」

柳「大丈夫です!私の自転車ありますし。子ども用の座席に座らせて押して歩くんで!」

(早く!逃げないと!)

店「でも…」

柳「家族が起きたら迎えにきてもらいますし…じゃあ本当にダメそうな時助けを求めますね!」

店「わかりました」

ようやく店に戻ってくれた店長さんから逃げるように妹を抱えてコンビニの角に置き

すぐ目の前の駐輪場に置いてある私の自転車に乗せ

約一時間かけて連れ帰り

なんとか妹のマンションに到着…。

しかし、妹を下ろそうとしたらフェンスと自転車に挟まれてものすげー激痛で
生まれて初めて妹をビンタして起こしました。

マンションのエントランスで吐く妹を抱えて上にあがり
なんとか部屋に送り届けました。

妹の旦那が起きてきて、平謝りで

私は事の次第を話しまして

クレジットではなく現金で支払ったのはナイス判断!と褒め称えられました。


そして家に帰るとこちらはこちらでめっちゃ叱られまして
叱られながら朝ごはん食べてゴミ捨てして
ようやく三時間寝まして

ものすごい便意のために起きたら妹から連絡きまして

妹旦那は仕事だよな…と思って出たらSOSでした。

妹は泣きながら助けて助けて言うし、電話の向こうでヒメもレイコも叫んでるし

私も胸ムカムカのまま行ったら

ヒメがオートロック開けてくれて

扉を開けた先は地獄でした。

脱ぎ散らかされた服やオムツ

テーブルにぐちゃぐちゃに塗りたくられたプリン

ドロドロに溶けたアイス

寝室からは妹のえづく音。

そしてなぜか知らんが口の回りが汚ないまま、縄跳びに興じる姉妹。

目眩がしたよね。なんていうか、ひどすぎるなって。

コンビニで買っておいたおにぎり2つとピザマンとコーヒー牛乳で姉妹を静かにさせ

服をまとめて洗濯機に放り込んで

空気入れ換えて、ゴミをまとめて

妹に水持っていくと、意識はあるらしく

妹「目の前がぐるぐるして…動けない…」

柳「とりあえず部屋は片したけど…」

妹「さっき…ふと目を開けたら全裸のレイコが立ってて…」

多分ヒメが…

妹「おねいちゃ…うっ」

柳「とりあえず旦那さんに連絡するよ?私もずっとはいられんし」

妹「…や、やだー…」

なんてやってたら仕事が終わったらしくて、私はほっとして帰ってきました。

本当に地獄だった…。